子どもはゲームをやめられない?我が家のゲームのおわり方

家族クエスト

「ゲーム、そろそろ終わりにしようか」

子どもにそう声をかけることはある。

でも、

「いつまでゲームしてるの!」

「ゲームばっかりして!」

と強く言うことは、ほとんどない。

教育方針として、ゲームを自由にさせているからではない。

ゲームをやめなさいって言わないのではない。言えないのだ。

なぜか。

父ちゃんにも、母ちゃんにも、ちょっと事情がある。

まずは父ちゃんから。

父ちゃん、ハマると早朝からゲームする

父ちゃんは、いつもゲームをしているわけではない。

やらないときは、あまりやらない。

でも、新しいゲームを手に入れたときなど、いったんハマると集中する。

休日。

夕方。

ちょっとしたスキマ時間。

ゲームをするときは集中したい。

息抜きでもあるらしい。

なので、できれば誰にも邪魔されたくない。

そこで父ちゃんが使う時間が、

早朝である。

朝4時とか5時。

まだ母ちゃんも子どもも寝ている。

そこから子どもが起きてくるまでが、ゲームタイムになる。

父ちゃんのゲームの進め方は速い。

寄り道より、

とにかく先へ進みたい。

早くクリアしたいらしい。

そして、キリのいいところまで進めば終われる。

ずっとゲームをしていたいというより、

ハマっている間は、スキマ時間まで使って一気に進めたい人なのである。

そのためなら朝4時にも起きられる。

ちなみに母ちゃんは、ゲームのためでも朝4時には起きたくない。1秒でも長く寝ていたい。

子どもは「自分ルール」で終われる

子どももゲームが好きだ。

最近はマリオブラザーズにハマっている。

ゲームをするときはいつもタイマーを使う。

マリオをしていると、タイマーが鳴る。

「ピピピピ」

ゲーム終了のお知らせである。

しかし、

「あとちょっと!」(クリアの旗まで行きたい!)

途中では終われない。

本人の中では、

タイマーが鳴ったところではなく、

クリアしたら、終わりという明確なルールがあるのだ。

だから最近は、本人にタイマーをセットしてもらい、時間がきたら、やっているところをひとつクリアするまで待つ。

クリアできると、意外なくらいすんなり終われることがある。

ただし。

難しくてクリアできないと、

「母ちゃん、クリア!」

と、コントローラーがこちらへ回ってくる。

母ちゃんがクリアしなければならない。

ここでひとつ心配がある。

そのコントローラーを、

母ちゃんに渡して本当に大丈夫なのか。

母ちゃん、ゲームを始めると…..

母ちゃんもゲームが好きだ。

いや。

好きだった。

今はほとんどやらない。

なぜなら、自分のことがよくわかっているからである。

昔、友達の家で『キングダム ハーツ』をしていた。

友達が寝た。

普通なら、そこでゲームも終わるだろう。

母ちゃんは違った。

友達の了解は得て、そのまま一人で続ける。

気づいたら朝だった。(帰りなさいよ。)

ファイナルファンタジーで、何度夜が明けたことだろう。

ストーリーの続きが気になる。

でも、ストーリーだけ進めればいいわけではない。

サブイベントも気になる。

アイテムも集めたい。

取り逃がしたことに気づいたら、やり直したい。

攻略本を見ながらでも、できるものは全部回収したい。

そしてボス戦。

ギリギリの戦いを楽しむ、なんてリスキーなことはしない。

負けたくない。

だからレベルを上げる。

まだ上げる。

もうちょっと上げる。

そして、

圧勝する。

母ちゃんにとってゲームとは、

「ちょっと遊んで終わるもの」

ではない。

始めたクエストはできれば全部回収したい。

わがや全員ゲームが好き。でも仕様が違う

こうして並べてみると、同じゲーム好きでも全然違う。

父ちゃん|最速クリア派

朝4時起きもいとわず、とにかく最短・効率重視でストーリーを進めたい。

子ども|達成感重視派

タイマーより「目の前の一区切り」。クリアの旗までたどり着きたい。

母ちゃん|完全攻略・やり込み派

寄り道、サブクエスト、アイテム回収。レベルを上げまくって最後は圧勝したい。

同じゲームを渡しても、攻略法がまるで違う。

当然、終わり方もまったく違う。

父ちゃんは、キリのいいところまで進めば終われる。

子どもは、自分ルールでひとつクリアできれば終われる。

母ちゃんは……。

納得がいくまで、終われない。

これで明らかになってしまった。

我が家で一番ゲームをやらせてはいけない人

子どもがゲームをしていると、

「そろそろ終わりにしようか」

とは言う。

タイマーも使う。

ご飯の時間になれば声もかける。

でも母ちゃんには、

「ゲームばっかりして!」

とは、どうにも言いにくい。

だって母ちゃんは知っている。

ゲームを途中でやめるのが難しいことを。

もう少し進めたいことも。

ここをクリアしてから終わりたいことも。

続きが気になることも。

全部知っている。

なんなら、

我が家で一番ゲームをやらせてはいけないのは、母ちゃんかもしれない。

だから今、母ちゃんはゲームをほぼしない。

子どもにコントローラーを渡されたときだけ。

自制心がついたからではない。

大人になったからでもない。

ゲームを始めてしまったら、

家事はどうなる。

仕事はどうなる。

ごはんは。

洗濯は。

子どもは。

たぶん、

我が家の現実世界の秩序が崩壊する。

だから母ちゃんは、ゲームをやらない。

やらないというより、ゲームを封印している。

母ちゃんは、

ゲームをやめなさいって言わないのではない。

言えないのだ。

ゲームとの付き合い方は、たぶんこれからも変わる。

子どもが遊ぶゲームも変わるだろうし、

すぐに終われない日もあると思う。

そのたびに、

我が家なりのゲームのおわり方を、それぞれ探していけばいい。

そして母ちゃんは今日も、

家族の平和を守るために、

母ちゃんは今日もゲームをやらないのだ。

※この記事は、我が家でのゲームとの付き合い方を記録したものです。ゲーム時間や終わり方には、それぞれの家庭や子どもに合った方法があると考えています。

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